つい最近のこと、昔からあるはずなのに新たなラグビーファンのメッカを

仙台市内で発見した。

 

それがこの、青葉区五橋に鎮座する『リーチマイケル像』だっ!

 

このリーチマイケル像、実は五橋の老舗菓子店「小新堂」の前に置かれて

いる実物大?ダルマ像なのだが、仙台人であればそこにあることが当たり

前すぎて普段は見向きもしないもの。

 

が先日、車で小新堂の前を通る機会があり、車中からよくよく見ればこれ

はどう考えてもリーチマイケルではないか!

 

着ている衣を赤白のシマシマ模様に塗り替えてしまえば、県外から来た観

光客などは簡単に騙されて、別な意味で賽銭・寄進の類が増えること間違

いないだろう。

 

更に、名前を入れずマイケルなのかダルマなのかあやふやな焼き印を押し

た饅頭やら煎餅を売りだせば、全国から注文が殺到すること請合いだ。

 

さぁキミも、武漢肺炎が再流行の兆しを見せる中、この小新堂のお菓子を

食べて、ダルマとリーチマイケルのダブルの御利益で中共によるウィルス

拡散間接戦争の難局を乗り切ろうではないか?!

 

 

 

先日、ある衝撃の事実に出くわした。

なななんと、宮城県民のソウルフードセンターである半田屋の店頭に、あ

ってはならぬ等身大パネルが設置されていたのだ。

 

それがこの、半田屋の新?マスコット、仙台発バーチャルアイドルの『大

森杏子(おおもりあんこ)』だっ!

 

大衆食堂半田屋(旧めしのはんだや)のマスコットといえば、「生まれた

ときからどんぶりめし」でお馴染みのオーバーオールを着たおかっぱ頭の

坊やが長年愛され続けてきたのは宮城県なら周知の事実。

 

それがしかし、令和の時代になりおかっぱ坊やのポスターを見かける機会

も少なくなったと古くからの「めしはん通」が嘆いていたところに、あま

つさえ2次元キャラを投入するとは、もはや世も末である。

 

「貸借は友を失う」という張り紙をとうに店内に貼られなくなった、かの

ドイツの詩人ゲーテもきっと草葉の陰で嘆いていることだろう。

 

さぁキミも、このつぎ半田屋に行ったなら「大森杏子は我々が飯を食って

る背後に立って伝票を書け!」と、オールドめしはん通にしか通じない訳

の分からぬ主張をしてみないか?!

 

 

 

青森で非常にインパクトがある看板を出している店を見つけた。

 

それがこの、青森市本町にある熟女パブ『RonRon(ロンロン)』だっ!

 

パブやスナックなど、最近の呼び方でいうところの「接待を伴う飲食店」

の看板といえば、趣向を凝らした華やかなフォントや文字体で、主に店名

を記したものが殆どだと思われるが、ただ一言『熟女』と書いてあるのが

逆に清々しい。

 

例えばこれがタバコ屋の看板なら、店名ではなく単に「たばこ」と書いて

あるのが一般的なので、業種が違えばこれもアリなのかも知れないが、こ

とパブの看板において斬新さという点ではこの上ない。

 

この熟女看板に対抗するには、もう「おっぱい」とだけ書いた看板を掲げ

たおっパブや、「牛のおっぱい」と書いた牛乳屋をを開店するぐらいしか

思い浮かばない。まさに究極の看板と言えるだろう。

 

さぁキミも、中止になったねぶたの代わりに、この熟女看板を見るためだ

けに、Gotoキャンペーンを利用して青森に行ってみないか?!

 

 

 

新型支那ウィルス(に伴う武漢肺炎)の猛威により飲食店の存続が危ぶま

れている昨今ではあるが、過去に食べているにも拘わらず、まだ今月の謎

にUPしていないデカ盛りメニューがあったので紹介しよう。

 

それがこの、福島県河沼郡群会津坂下町にある「軽食&喫茶プリティ」の

『ハンスパランチ』だっ!

 

このハンスパランチ、ハンバーグスパゲティランチの略なのであるが、メ

イン?のハンバーグ自体は、まあ定食などにありがちなサイズだ。

がしかし、これに付け合わせとして山盛りのサラダというかカット野菜と、

3人前はあろうかという量のスパゲティ(ナポリタン)が金属トレイの所

狭しと盛られている。

 

しかも、このプレートだけでも十二分な量なのに、更にダメ押しで2合?

ぐらいの白飯とみそ汁が付いてくるのだ。

途中からスパゲティをおかずに白飯を食べるという、炭水化物の負のスパ

イラルに陥ることは言うまでもない。

 

最終的に何とか完食はできたものの、ここ数年で食した大食いメニューで

比較すると、花巻市「かっぱ飯店」のBセット大盛(過去の謎17参照)を

凌ぎ、秋田市「山の五代」のチョモランマ(過去の謎14参照)に匹敵する

ほどの難敵であった。

 

ちなみにこのプリティでは、ハンスパランチのほかにも、ナポリタンに食

パン1斤?が付いてくるイタリアンセットや、巨大なパフェなどの名物メ

ニューがあるらしいぞ。

 

さぁキミも、会津坂下町に行ったなら、読売ジャイアンツのユニフォーム

を着てプリティ長嶋のコスプレでハンスパランチを完食してみないか?!

 

 

 

岩手県のご当地有名人といえば、千昌夫や新沼謙治、最近では福田こうへ

いなど有名演歌歌手が真っ先に思い浮かぶのではないだろうか。

 

果たして今回、いかにも岩手県らしいご当地有名人にちなんだ名前の店を

発見した。

 

それがこの、一関市にあるたこ焼き屋『たこみちのく』だっ!

 

このたこみちのく、隣接する中華料理屋「上海」が経営するテイクアウト

専門のたこ焼き屋らしいが、その名は盛岡市出身で元みちのくプロレス所

属だったプロレスラー、TAKAみちのく選手の名にあやかったであろう

ことは想像に難くない。

 

岩手県といえば、冒頭に記した演歌歌手の出身地のイメージが強いかも知

れないが、実は有名どころでは藤原組長やザ・グレート・サスケ、古くは

全日本女子プロレスの赤城マリ子をはじめ、多くの選手を輩出するプロレ

スラー出身県でもあるのだ。

 

ちなみに、岩手県民のソウルフードである福田パンは、福田こうへいの遠

い親戚筋であると本人が某番組で語っていた。

 

さぁキミも、岩手県に行ったなら、このたこみちのくのたこ焼きや福田パ

ンをたらふく食べて、宮沢賢治や石川啄木らの作品によって小学校の教科

書で摺りこまれた、食べる物にも乏しい貧困の岩手県というイメージから

いい加減脱却してみないか?!

 

 

 

病とは複雑なものである。

 

様々な症状や部位、あるいは状態の変化によって、どの診療科を受

診するべきか悩むようなケースは、我々が日常生活を送る上でよく

ある出来事ではなかろうか?

 

そして、そんな平凡な我々をあざ笑うかのように一層悩ませる医療

機関が仙台市宮城野区にあった。それがこの『かむりがわ整骨院』

だっ!

 

医院の名称からは、

 

・包●っていつの間に整骨院で治療できるようになったんだろう?

 

・泌尿器科とか美容外科が専門じゃないの?

 

・そもそも●茎って骨じゃなくて皮の障碍だよね?

 

・あるいは治療する先生の方が「かむり皮」の状態なんだろうか?

 

など数々の疑問が脳裏をよぎるが、真相は実際に受診してみるまで

闇の中だ。

 

症状と治療の組み合わせに対して、果たして健康保険が適用される

んだろうかという疑念も残る。

 

さぁキミも、このかむりがわ整骨院であちこち治療してもらって、

心身ともにひと皮剥けた男になってみないか?!

 

 

 

カラオケを少しでも嗜む中高年であれば、一度でいいから「レッツゴーヤ

ング」みたいな昭和の歌番組を彷彿とさせる煌びやかなステージで歌って

みたい、そんな夢を思い描いたことがあるのではないだろうか?

 

あれからウン十年、そんな中高年の諦めかけた夢を実現させてくれる場所

が意外と近くにあった。

 

それがこの、山形県酒田市にある『Night Spot白ばら』だっ!

 

この白ばら、昭和の時代にはキャバレーだった建物を有志が復活させ、貸

しホール等として営業しているらしい。

 

友人と居酒屋で飲んだ後に半分ヘロヘロ状態で連れて行かれたため記憶は

定かでないが、訪れたときは普通に飲み放題歌い放題のカラオケスナック

的な営業をしていた。

 

スナックとはいっても、別に席におねえちゃんが付く訳でもなく、悪天候

だったせいかこの日は他の客も見えず、焼酎も自分で作ってただひたすら

仲間内で歌って盛り上がっていたように思う。

 

なお華やかなのはステージだけではなく、客席も半円形に配置されたボッ

クス席に130人収容できるという、いわゆる「大箱」な店であるため、もし

も客席が埋まっていたら、本格的に7080年代アイドル気分が味わえるこ

と請合いだ。

 

さぁキミも、この白ばらを訪れたなら袖に無数のヒラヒラが付いた白いつ

なぎに身を包み、太陽が沈んだ後の酒田のステージで『空に太陽がある限

り』を熱唱してみないか?!

 

 

 

仕事で旭川に行くたび、気になって気になって仕方のないものがあった。

 

それは、JR旭川駅のキオスクで怪しげなオヤジの似顔絵が入った立て看板

まで設置して大々的に売っている食い物で、ネーミングからしてホットド

ッグ的なものだとは予想されるが、他の地では見たことも聞いたこともな

いもの。

 

果たしてそれがこの、旭川でしか買えない謎のファストフード、その名も

『ジュンドッグ』だっ!

 

このジュンドッグ、キオスクの同じ棚で売っているおにぎり等と比べると

値段もそこそこする(400円)ため、今までは買うのを躊躇していたのだ

が、好奇心に抗うことができずにとうとう購入してしまった。

 

バリエーションとしてエビフライ、チキンカツ、ソーセージの3種類があ

るらしいが、今回はイチオシの(棚に一番多く置いてあった)エビフライ

を購入。

レジで会計時に温めをお願いすると、5分以上蒸らしてから食べるように

とのアドバイスを受ける。受け取ると、確かに包装ビニールにも同じ文言

が書いてあった。

 

待つこと5分、包み紙を破って顔を出したのは、ただの白飯・・・ではな

く、白飯に周りを完全に覆われたエビフライ。ホットドッグとは似ても似

つかないものだった。

なお、白飯は本当に白飯で塩など何も味はついておらず、エビフライにつ

いてるタレだけだと途中で飽きてくる模様。

 

ちなみに「ジュン」と聞くと、個人的にというか世代的にというか「カッ

クラキン大放送」や「夜のヒットスタジオ」に出ていたマチャアキとコン

トをする人を真っ先に思い浮かべてしまうのだが全然関係ないようで、改

めてネットで調べるとジュンドッグ発祥の店が『洋食とCafeじゅんぺい』

という名前なんだとか。

 

さぁキミも、旭川に行ってこのジュンドッグを友達2人と一緒に食べたな

ら、真ん中に立ってる友達の頬っぺたを両側から引っぱたいて、メガネを

ズラさせてみないか?!

 

 

 

青森県の隠れたご当地名物といえば、おなじみケンミンSHOWでも紹介

された工藤パンのイギリストーストが有名どころだが、つい最近のこと、

同じく工藤パンから発売されているちょっとアレな新名物を発見した。

 

それがこの、太宰治生誕110周年を記念して発売された新商品、その名も

『走れメロス黒糖カステラサンド』だっ!

 

この走れメロス黒糖カステラサンド、サイズが縦18.5cm×幅13cmと単行本

サイズになっており、カステラの色も相まって外観はまさに単行本と見紛

うばかり。

 

しかも、いかにも原材料をケチっているセ●ンイ●ブンやロ●ソンのオリ

ジナルブランド菓子パンとは違って手に持った感触もズシリと重く、カロ

リーも1個で668kcal

にも拘わらず値段はたったの138円! 良心的なのにも程がある、と思わず

ツッコみたくなるような高コスパ商品だ。

 

ちなみに、姉妹品としてミルク風味クリームがサンドされた『人間失格カ

ステラサンド』もあるぞ。

 

さぁキミも、青森県に行ったならこの超低コスト高カロリーなカステラサ

ンドを毎日食って暴飲暴食の末に糖尿病を発症し、掛かりつけの病院の先

生から人間失格の烙印を押されてみないか?!

 

 

 

栄枯盛衰、時の流れと流行の移ろいは、いつも性急でそして儚いもので

ある。

ちなみに、エイコセイスイと言っても瀬川瑛子のオシ●コという意味で

はないぞ。

 

そして本州最果ての地、青森を代表する造形物にも、そんな時代の機微

を敏感に見て取ることができるものがある。

 

それがこの、青森県の玄関口である新青森駅に聳える『吉幾三の巨大モ

ニュメント』だっ!

 

この新青森駅のモニュメント、吉幾三になる前は同じく青森出身のピコ

太郎がモデルとなっており、実は20185月の「謎」として本HPで紹

介している。

 

あれから2年近くが経過してピコ太郎が忘れ去られてしまったとまでは

言わないが、話題性に乏しくなった時点でモニュメントを元祖青森キャ

ラともいうべき吉幾三に変更する決断を青森県民が下したというのも、

これまた栄枯盛衰というほかない。

 

しかも、半纏を着た吉幾三といえば、全国区では「おら東京さ行くだ」

の衣装の方が有名なのであろうがそこは生誕の地である青森県、新曲の

ラップ「TSUGARU」の衣装バージョンにしているあたりに並々な

らぬ吉幾三愛を感じずにいられない。

 

さぁキミも実家に帰ったら、勉強机の引出しの奥で昭和の栄枯盛衰の象

徴ともいえる「なめ猫免許証」が眠っていないか、令和の時代に改めて

探してみないか?!